かぶせ音素(5)「文強勢/弱形と強形」

  「a/an, the」について、文章に組み込まれた形ではなく、「単語として」は、どう発音しますか?こんな中学1年生でも習うような簡単な単語でも、果たして正解できるでしょうか?---正解はビデオで確認してください。

 「go to Osaka」と「go to Tokyo」で、「to」の発音が違うことを知っていましたか?----どう違うのかもビデオの中で解説しています。

 単語の中には、意味的に強調する必要がある場合とない場合とで複数の読み方を持つものがあります。弱形と強形をたくみに使い分けられると、「私は特定の犬の話をしているのではなく、ごく一般的な普通の犬の話をしているのだ」のような、一見むずかしい単語と複雑な構文を駆使しないと表現できないような意味でさえ、中学1年生で習う単語の範囲だけで言い表すこともできるのです。

 英語話者が、意図して「a/an, the」などの強形と弱形を使い分けた話し方をしてきたとき、はたしてあなたは、その言葉の意味を正しく汲み取ることができるでしょうか。このビデオを通じて、自分自身が弱形と強形を適切に使い分けられるようになり、これまで聞き逃していた、英語話者の音声にこめられた細かい意味を聞き分けられるようになりましょう。

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かぶせ音素(6)「発音と文法について」

   いくら発音が正しくても文法的に成り立たない英文では意味をなしません。いくら文法的に正しくても、発音が適切でなければ意図したとおりの意味は伝わりません。発音と文法は表裏一体の関係にあります。

 本来、英語の「話す、聞き取る、読む、書く」といった4技能は一体のものであり、不可分です。適切なアプローチで英語を学んでいれば、すべての技能がバランスよく伸びていきます。そして全ての技能の根本は「音声」にあります。 ここまで英語の発音技能を基礎から丁寧に積み上げてきた皆様ですから、今さら「発音は大事だ」と強調するまでもないでしょうが、今までたどってきた道のりを一旦振り返り、自らが確かに正しい方向に向かって歩みを進めていることを再確認しましょう。

 いかなる旅も、ときには立ち止まり、今自分がどこにいるのかを地図で客観的に確認することで道に迷うことなく目的地への最短コースを歩むことができますし、たとえ道をそれてしまっても、早期に修正することが可能となります。

 長い英語学習の道のりにおいて、今自分がどこにいるのか、これからどこに向かって進んでいけばよいのかを改めて確認し、最大効率の学習法によって、最大の効果を引き出しましょう。

 ビデオの後半では、先のビデオの続きとして「文強勢」の続きの内容もありますので、どうかこのビデオも抜かさずに最後まで学習するようにしてください。


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