Online School について

Round-EC Language Institute

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<***お断り***>

 現在、Round-EC Language Instituteのオンラインスクールは受付を中止しております。 

 

Round-EC Language Insitute(以下 R-ECLI)は、当サイト管理者「らうんど」が運営するオンラインの英語スクールです。

 その名称「Round-EC」とは、当サイト管理者の「らうんど」と「EnglishCentral」の頭文字をつないだもので、外部サイトである EnglishCentral との連携を活用して、最新の動画素材を使って、発音、リスニングを鍛え、語彙を増やし、文法理解を実践で裏付けて技能として定着を図るものです。

 インターネット時代の今、英語のビデオや音声素材は無数にアクセス可能になってきていますが、ネットの情報はまさに玉石混交。そのすべてが学習者にとって信頼のおけるものとは限りません。無数に存在する英語情報から、英語教育の専門家が、技能向上にとって有益であると判断し厳選された動画ライブラリを持つのが、EnglishCentral というサイトです。

 EnglishCentral それ自体が、英語学習サイトであり、利用者は個人で無料あるいは有料の登録をして個別に学習することができますが、なかなか個人では学習のペースを保ち、モチベーションを長期に渡り維持し、さらに効果的な学習計画の立案などは困難です。そこで EnglishCentral には、「スクール」というシステムがあり、これは現実に日本の国立大学を始めとして多くの英語教育機関で教材として採用されています。

 実際に通学する学校や組織に在籍し、指導教員のもとで学習できればそれだけ高い効果が期待できますが、時間的・地理的条件などがうまくかみ合わず、個人で学習したいと考える人も多くいます。そして、そういう「自宅で」、「都合のよい時間に」、「好きなだけ」、自由なペースで学びつつも、指導・管理者の運営の下で、EnglishCentral のビデオ教材を最大限に活用しようというのが、このオンラインスクールです。すなわち「Round-EC Online School」は、EnglishCentralの会員を対象とした側面からサポートシステムです。

EnglishCentral を使う理由

 本サイトは、「英語学習全般」の中で述べています通り、「英語の学び方」を学んでいただくことを究極の目的としてきました。適切な学習アプローチさえしっかりとしていれば、市販のどのような教材を使ってもその価値を最大限に引き出し、実用性ある英語の力を身につけることができるからです。

 そしてサイトでは発音、文法などについて、「いかにして学ぶべきか」を詳細に解説しています。しかし兼ねてから私自身の大きな懸案事項として、「このサイトで学んでいただいたことをもっと具体的に実践する場を提供できないだろうか」ということがありました。
 例えば、英語の発音について、ある発音記号の音の出し方を学んだ。ある音声学的現象のパターンを理解し、わずかな例を通じて練習もした。しかしそれをもっと豊富な「実践素材」の中で実体験をつめないものだろうか、と考えてきました。

 インターネット上には Youtube をはじめとして多くの英語音声・映像素材があふれています。しかし、ただそれを安易にサイトの中に引用することは著作権の関係もありできません。また「学習用」に整備・編集しないと効果的な学習素材にはなりません。

 そういう「このサイトに欠けていたもの」、「このサイトでは実現しきれないもの」が EnglishCentral との連携により可能になったのです。

 EnglishCentral は「英語学習」を念頭に、大統領演説からテレビコマーシャル、映画のワンシーンなど様々なジャンルの動画を「効果的学習素材」となるように短く編集し、すべての動画に英語字幕(表示有無切替可能)がついています。動画によっては利用者の母国語の字幕を表示させられるものもあります。加えて大きな特徴として、「話す」モードの中で、利用者は実際に動画のセリフをマイクに向かって発音し、その発音が最先端のテクノロジーによって、その場で評価されるのです。自分の発音に関して、どの単語の発音が悪かったのか、どこに不自然な切れ目があったのか、などがその場でわかり、ネイティブの発音と聞き比べて、また挑戦することもできます。

 ここでちょっとサンプルで EnglishCentral の動画教材を試してみましょう。
 ビデオの音声を聞いて、自分の発音を録音しますので、マイク付ヘッドセットがあるとよいでしょう。音声の再生と録音の両方ができる機材ならなんでも構いませんが、周囲の雑音を拾いにくい環境であることが望ましいといえます。
 右の動画サムネイルをクリックすると別ウインドウに動画プレイヤーが開きます。「見る、学ぶ、話す」を順に試してみてください。

 こういった強力な機能を活用し、このサイトの各単元で習ったばかりのことが、実際の英会話の中でどう現れているのかをすぐに確認し、自ら発音し、それを評価してもらい、単語や文章を覚え、実践的英語運用能力を急速に高めることができるのです。

 EnglishCentral は独立したサイトであり、そのサイトの内部だけでも学習システムは完結しています。ただし、個人登録する利用者にとって、長期的な動機の維持、実力に合った適切な教材選択などに関しては、指導者・管理者の下で学習活動が行えれば理想的です。
 そして EnglishCentral には「スクール・クラス」という仕組みもあり、現実に高校・大学などの(実体のある)スクールがそれを教材としつつ、生徒の学習進度の管理に、EnglishCentral のスクールを採用しているところも多くあります。

 個人でも十分なやる気としっかりした基礎学力があれば、EnglishCentral の動画素材を活用して大きな成果をあげることができるでしょう。ただ、唯一問題となるのは、学習者が、動画素材の中の英文について「なぜそういうの?」など、文法的な疑問を持ったとき、あるいは「どうしてもこの単語の発音でよい評価が得られない。どうしたら改善されるだろうか?」といった悩みを抱えたときです。現実の学校組織に所属しながら、EnglishCentral の教材を用いている場合は、担当教員に相談できますが、まったくの個人で取り組んでいる場合は、そういった疑問や悩みを相談する相手がいません。
 そこでバーチャルな(=現実の存在ではないが、インターネット上の「仮想」の)スクール・クラスに所属し、担当教師のもとで疑問を晴らし、悩みを解決しながら、よりスムーズな学習を図るわけです。

 当サイトとしても、知識として得たものをその都度実践することができます。発音、文法、語彙の単元のあらゆるところで、「学習」のあとの「実践の場」を設けることができます。学習者は「分かった」から「できるようになった」までに進むことができるのです。何よりも英語圏で実際に放送されている映像素材や大統領の演説、レディ・ガガのインタビュー、日本では見られないアメリカのTVコマーシャルなど、「実際に使われている」英語を思う存分浴びることができ、学習者のこころがけ1つで、英語圏への留学状態を現出させることだって可能なのです。

 このサイトが網羅できなかった要素を EnglishCentral の動画素材が可能にしてくれます。そして個人で EnglishCentral を利用しているだけでは解決できない疑問や悩みをこのサイトが解決します。緻密な知識・理解と豊富な言語体験の両方をそろえることができるのです。これが本サイトが EnglishCentral のスクール・クラスの運営を行う理由です。

 そして参加者としても、まずは EnglishCentreal を無料で試してみることができ、自分にとって利用価値が高いと判断した時点で有料にグレードアップすることができるのも大きな利点といえます。詳細は別途説明しますが、無料会員(「基本アカウント」といいます)でも、有効期限なく会員であり続けられますが、EnglishCentral 内で利用できる機能に制限があります。どういうものかよく分からない方は、まずは無料の「基本アカウント」を実際に試してみるとよいでしょう。


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なぜスクールなのか?

 EnglishCentral は個人参加で個別に学習しても大変高い効果が期待できます。
 それでは、なぜスクール・クラスというものを設けるのでしょうか?語学は最終的に、自分ひとりの時間をいかに無駄なく訓練に費やすかにかかっています。どんな学校に通っても、どんな優秀な教師に習ったとしても、「技能を身につけるための努力を払うのは学習者本人」です。「あの学校に行けば」、「あの先生に習えば」、「英語を話す国に行けば」など、環境に依存する姿勢のままでは高い効果は得られません。

 しかし、その上で、たとえ個人の時間を大切に地味な努力を重ねるとしても「疑問点につきあたったとき」など、自分ひとりの力だけでは時に長い時間暗礁に乗り上げたまま時間をすごすこともありえます。「分からないことの自力解決方法を知る」ことも学習における重要なポイントですが、適切なアドバイスによって飛躍的に効率を高めることもあるのです。
 ここでちょっと次のビデオをご覧ください。ほんの短いテレビコマーシャルで、コミカルな内容ですが、「どうしてそういう意味になるの?」と、文法的(構文)で悩まされるかも知れない1文を含んでいます。

これは Fedex Cupというゴルフ大会のスポンサーとしてのコマーシャルで、社長が病気で出社できないと聞くや、社員たちは一斉にゴルフにでかけようとし、やっぱり会社に来るかも知れないと知るとあきらめて席につき、を繰り返すこっけいなシーンを描いています。

 ライン10から11にかけて、病気で出社できない社長が、自宅からインターネットなどを通じて会議に参加できるよう女性が手配するという話が出てきます。その箇所だけ書き抜いてみます:

And what about the big presentation today at two o'clock?
今日2時の大事なプレゼンはどうされます?

Absolutely. I'll have them conference you in from home.
もちろんです。皆さんがご不在のデラニーさんと会議できるようにします。

 さて、上の赤文字で示した箇所が、どういう構造になっているか一目見てわかるでしょうか?ビデオの英語字幕で「conference」をクリックすると、これが自動詞として用いられていることまではすぐわかります。
 「 conference が自動詞」ということで、「 have them conference 」が使役の have を使った「彼らに会議をさせる」という意味だとはわかるでしょう。
 では、そのあとの「you in from home」はどうつながっていますか?「 conference は自動詞」ですから、you を目的語には取れません。なんだかポツンと you が浮かんで見えるかも知れません。

 簡単に解説しますと、これは「付帯状況の with 」の構文なんです。
 え? with なんてどこにもないじゃないか?と思うかも知れません。だって確かにその通り、with なんてこの文に含まれていませんよね?
 しかし「 with の省略された形」というのがあるのです。もし省略しなかったら
with you in
 となり、この部分だけの意味は「あなたが参加した状態で」となります。

 「付帯状況の with 」というのは、with O C という構造になっていて、「OがCの状態にあって」という意味を表します。よく見かける例文としては、
He was sitting (with) his arms crossed.
(彼は腕を組んで座っていた= arms が corssed の状態で)

He was sleeping (with) his hat on.
(彼は帽子をかぶったまま眠っていた= hat が on の状態で)

 などがあります。この括弧に入った with は省略することができます。
 つまり「 (with) you in 」で「 you が in の状態で=あなたが会議に参加した状態で」となります。

I'll have them conference you in from home.
直訳:あなたが自宅から参加した状態で、私は彼らに会議をひらかせましょう。

 納得できましたか?

 初見で「付帯状況の構文で、with が省かれたもの」と直感的に把握できたとしたら、深い文法理解が感覚レベルにまでしっかり身についている証拠といえますが、最初はなかなかそうもいかないでしょう。

 このような理解のつまずきをその場で解消できるのがスクールの強みです。
 勉強も訓練も結局はひとりでするものです。人から与えられるものではなく、自分で身に着けるものです。これは忘れないでください。その上で、その勉強や訓練に「ペースを与え、絶えず軌道修正し、問題点を速やかに取り除き、よりスムーズで効果的・効率的に高い効果をもたらせる」のが、指導者のもので学ぶメリットです。
 なかなか記憶に定着しない英単語があって悩んでいるとき。
 ある英文がなぜそういう意味になるのか、文法的解釈につまずいたとき。
 自分の発音、読み方、あるいは文章の解釈などに確信が持てず、確認したいとき。
 などなど。Round-EC Language Instutitute はタイムリーに手を差し伸べます。

 Round-EC Language Institute では、学習者が EnglishCentral のサイト内のクラスページを通じて、学習者に応じて設定されたカリキュラムによって学びつつ、同時に当サイトの「会員専用ページ」内に、カリキュラムで扱うビデオ1つ1つに関する詳細な資料を提供します。
 この資料の中では、ビデオのセリフのスクリプト(英語と日本語)、さらに語彙や文法に関する解説、そして具体的にどのように取り組むことで最大の効果が得られるのか、学習方法や訓練方法についてつぶさな指示が与えられます。


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参加方法

 それでは当サイトの管理者が運営するオンラインスクール「R-ECLI」にはどのようにして参加すればよいのでしょうか。

 システムはいたってシンプルで、次の2つの要件を満たしていればスクールに参加できます。

1、当サイトで頒布している「第3巻『文法』」のご購読者であること。
2、EnglishCentralの登録メールアドレスを持っていること。

 EnglishCentralは独立した外部サイトです。無料の「基本アカウント」でも登録できますが、使える機能に制限があります。その制限の範囲内でも先ずは試してみて、無制限に活用したいと感じた時点でアカウントをグレードアップすることができます。(無料の「基本アカウント」で利用できるのは「月あたり2本までのビデオによる『見る、聞く、話す』といったアクティビティ」です。またアクセスできるビデオの種類にも制限があります。有料のプレミアム会員として登録すると月当たりに使用できるビデオの本数に制限がなくなり、ほとんどのビデオへのアクセスができるようになります。一部、特殊なメンバーシップがないと見ることのできないビデオもあります。)
 EnglishCentralの料金に関しては直接 EnglishCentralにお問い合わせください。

 個人でEnglishCentralを活用しようとする方にとって、学習途中での様々な疑問についての相談窓口があることは大きな強みになります。文法事項や発音など、何かの疑問点・問題点につきあたったとき、当サイトが電子書籍第3巻「文法」の巻を用いて解説いたします。そのため、書籍のどのページを参照していただくかなどの指定をすることになりますので、共通教材として「第3巻『文法』」が必要となります。

料金・費用

1、EnglishCentral への有料会員登録をする場合は、直接 EnglishCentralへお申し込みください。

2、当サイトの電子書籍・第3巻「文法(3,000円)」を「電子書籍について」からお申し込みください。(すでに購読済みの方は不要です)その上で、メールにて、「Round-EC Online School希望」とお知らせください。かかる費用は以上です。

 その他ご不明な点、さらに詳細についてはお気軽にbeparadise@yahoo.co.jpまでお問い合わせください。


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