★超初心者・MIDI/DTM入門講座★

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<楽器の差し替え>

 前回はDominoの使い始めとして「10CH」の「ドラムエディット」で簡単な8ビートを打ち込んでみました。
 ここではドラムス以外の色々な楽器の音を出してみましょう。しかしその前にとても大切な知識があります。

(「音を出せる」ために重要なこと)

 MIDIで曲を作るとは「MIDIのデータ」を作ることです。「MIDIのデータ」は一種のコンピュータプログラムのようなもので実体は「言語、言葉」なんです。音そのもの」ではありません。シーケンサ(DOMINO)からそのデータが「信号」として「音源」に送られ、その信号を受信した音源が「MIDIデータ」の内容に従って「動く(音を出したり「色々なこと」をする)」わけです。

 今ここで「動く」という漠然とした言い方をした理由は、「音を出す」だけではないからです。それ以前に大事なことは「音を出さない」でもあるのです。お分かりでしょうか?
 だって鍵盤から手を離したのに音源が鳴りっぱなしじゃ困りますよね?でもそういうことってありうるんですよ。プロのステージでさえごくまれに演奏が終わったはずなのにシンセサイザーが「パーー」と鳴りっぱなしになっていてあわせてて「リセットボタン」でその音を止めるなんていう場面があります。
 「音が出始める」ためにはNote Onという信号が必要であり、「出ている音を止める」ためには Note Off という信号が別に必要です。つまり Note Off 信号を受け取るまで音源はその音を出しっぱなしにするのです。通常MIDIの打ち込みをする際はこのNote On/Offを気にする必要はなく「音のデータ」を打ち込めば自動的に「on/off」データが発生しますが、シーケンサと音源の間でデータの送受信に失敗すると Note off を音源が受信しそこなうことがあり、こうなると「ここで音を止める」という命令が伝わらず音源が鳴りっぱなしになります。
 またMIDIである曲を再生し終わって、次の曲を弾こうと鍵盤を押しても何の音も出ないということもあります。

 MIDIでのトラブルの多くは次の原因によります:
1、データそのものが正しい書式で書かれていない。
2、機器の接続上の問題で信号の送受信でエラーが発生した。

 1は不親切な設計のシーケンサを使い、すべての「設定情報」を全部自分で書かなければならない場合、その中の大切な情報を書き忘れたために起こります。あるいは元々書かれていた「必要」な情報を自分で削除してもそうなります。
 2については今このサイトで解説している環境では心配いりません。外部機器を沢山使ってさらにライブでMIDIを使うような場合、キーボード、コンピュータ、音源が離れた位置にあってそれらをMIDIケーブルでつないでいるようなときしばしば発生します。

 上記1,2とも私自身経験があります。大昔(!?)もっと旧式なシーケンサで打ち込みをしていた頃、打ち込みの作業をしようとシーケンサを起動するとそこには「完全に白紙」の新規書類が現れました。そして音符の情報以外の様々な設定情報も自分で書き込まなければなりませんでした。その際うっかり「リセット」情報を書き漏らすと、打ち込んでいるその場では特に問題が発生しなくても他の曲を再生したあとや、今作っているデータを再生したあとでトラブルが発生してしまいます。

 たとえば曲の最後に「フェードアウト(段々音量が小さくなる)」を使っているとします。するとその曲を再生した直後「音源のボリューム」は0(ゼロ)になっているのです。ですからそのまま次の曲を再生しても(必要なリセット情報が冒頭になければ)音は出ません。

 「リセット」の大切さはMIDIデータを作る際の「絶対守らなければならない」重要な約束事の1つです。
 他にも曲のデータの最中に必要なリセットもありますがこれについては後ほど述べます。

 今述べた「大昔の」失敗は今もなおそこらじゅうに存在するのです。
 その失敗を皆さんがしないためにMIDIデータの初期設定の重要さを理解していただきたいと思います。

 Dominoを起動すると1小節目にはなにやらすでに書き込まれていますよね。その中には「絶対削除したり変更してはならない」情報も含まれています。と同時に「自分なりに書き換えないと意味が無い」ものもあるから初心者の方にはちょっと面倒に感じるかも知れません。

 これからWindows内蔵音源である「Microsoft GS Wavetable SW Synth」に入っているすべての音を実際に出してみて確認しますが、それを行うためのちょっとした準備があります。

 Dominoを起動し「解説サイト」に従って設定を済ませていればピアノロール編集画面の「CH01」が現れます。
 一番左にトラックセレクトを表示させているはずです。(もしそれが出ていない場合は「表示」メニューの中の「トラックセレクトペイン」を選んで幅を調節してください)
 そのトラックセレクトで「System Setup」を選んでください。
 すると右となりのイベントリストの「Reset」と書かれた下に「GMシステムオン」と「GS Reset」というものがありますね。この2つは決して削除・編集をしないでください。このリセット情報がないと最初に述べた「事故」につながります。

 まだ何も分からない初心者の方があえて意味の分からない記述を削除してみようとは思わないとは思いますが、この2行にしても「本来は白紙の状態から自分で書き込まなければならない」ものなのです。それを親切にもDOMINOでは最初から用意してくれています。

 しかし今このままの状態で「音色(楽器)」の切り替えをやろうとしてもうまくいきません。ほとんどの楽器は今のままで切り替えできるのですが、「Microsoft GS Wavetable SW Synth」に含まれるすべての楽器の音を出して確認するためには次のいずれかをやらなければなりません:
1、まだ何も打ち込んでいない状態でも一旦「再生」して1小節目の初期設定音源に送る。
2、「GS Reset」をダブルクリックして開いたウィンドウから「送信テスト」を行う。

 上記どちらの方法を取っても要するに「GS Reset」の情報を一旦実際に「Domino」から「Microsoft GS Wavetable SW Synth」に受信させる必要があるということです。

 2の方法の場合、リストの中の「GS Reset」の文字をダブルクリックすると左図のウィンドウが出てきますので、左下にある「送信テスト」のボタンを1回押してください。
 これで「GS Reset」の信号が「Microsoft GS Wavetable SW Synth」に送られましたので音源がリセットされすべての音を選べる状態になりました。
   


 それではここから「Microsoft GS Wavetable SW Synth」にはどんな種類の楽器が入っているのかを実際に確認することにしましょう。

まずDominoの画面一番左に出ているトラックセレクトで「CH01(1チャンネル)」を選びます。

 MIDIには「1〜16」までのチャンネルがあり、チャンネルごとに違う楽器を設定することができます。さらにチャンネルとは別に「MIDIポート」というものがあるため、2つのポートに16チャンネル使えば32となり、実際にはかなり多くの楽器を扱えるのですが、初心者の段階では「Port A(現在の設定)」の16チャンネルの範囲でまずDominoを使いこなしましょう。

 左の画面でカーソルが指している箇所に注目してください。
 「PC:Piano 1」と書かれていますね。「PC」とは「Program Change(プログラム・チェンジ)」のことでMIDIシーケンサでは「楽器の指定」という意味です。
 Domino起動直後はドラムスのCH10以外の一般楽器用チャンネルはすべて同じ「PC:Piano 1」になっています。これが「Windows内蔵音源」の1番目にあるからです。
 この「PC:Piano 1」をダブルクリックしてください。

 すると左の「プログラムチェンジイベントのプロパティ」という画面が出ます。楽器の切り替えはここで行います。
 3列の表で反転表示になっているのが現在選択されている楽器です。つまり「ピアノ」というグループの中の「001 Piano 1 > 000 000 Piano 1」が選ばれているということです。
 無料の音源なのにピアノだけでこれだけあるんですよ。堅い音色のものもあればやわらかくこもった感じの音がするものもあったりで、自分が作ろうとする曲にマッチした音色をここから選びます。

 画面上のピアノ鍵盤を「左クリック」することでピアノを指一本で弾くように色々な高さの音を確認することができます。赤くなっている鍵盤は、楽器リストから何かを選ぶとまず自動的に発せられる音であり、これは右クリックで設定を変更できます。

 まずは1つずつ全部の音を楽しみながら鳴らしてみてください。
 Dominoの楽器リストは大変使いやすくできており、全部合わせると大変多くの種類となる楽器を「グループ」に分けてあるため目的の音色(MIDIでは「楽器」のことを「音色」と呼びます)をすばやく見つけ出すことができます。

 以下にDominoから選べるPC内蔵音源の音色リストすべてを示しておきます。と同時にリストの中の楽器のいくつかについては現物の写真も示します。名前だけ知っていてもどういう楽器なのかを具体的にイメージしていないと奏法の特徴など編曲する上で重要なイメージがつかめませんからね。

 クロマチック・パーカッション
 木琴、鉄琴系の楽器です。



上の楽器は左から Celesta(セレスタ), Vibraphone(ヴィブラフォン), Marimba(マリンバ)。 Vibraphoneはパイプの中で円盤が回転し、ホワホワと音が揺れる(Vibrate)するのでこの名前があります。



上の左が Xylophone、要するに木琴ですね。外来語としては「シロホン」と読まれていますが英語では「ザイロフォン」と発音します。Xylo-とは「木」を意味する語幹です。(phoneは「音」を意味する語幹)
右の tubularbell(チューブラーベル)は「のど自慢」でキンコンカンコン鳴らしているあれです。


オルガン系の楽器



 上左:church organ(=pipe organ)、その名の通り教会の中に作りつけられており移動などできない巨大な楽器。あの荘厳な響きは誰でも知っていますよね。
 上右:アコーディオン。オルガン系の楽器はどれも「空気を送って内部のリード(振動部)が音を出す仕組み」になっています。だからハーモニカもその仲間なのです。


 上左:ハーモニカの中でも特に「ブルースハープ」と呼ばれる種類のもので演奏する曲のキーごとに別々のものを使い分けます。フォークの弾き語りで首から針金のフォルダをかけギターを弾きながらこれを吹いているのを見たことがあるでしょう。
 上右:Bandneon(バンドネオン)というアコーディオンの先祖・親戚です。哀愁のある音色で今でも欧州でよく使われています。

ギター系の楽器



 左から:
 「Nylon Gt(=Guitar)」、ナイロン弦ギター。いわゆるクラシックギター。
 「Steel String Guitar」、金属弦ギター。フォークギターのことですね。
 「Jazz Guitar」はエレキギターの一種ですが素直でやわらかい音色に用いられます。
 「Electric Guitar」の例ですが、音色表にその名はありません。28〜32がすべてエレキギターの音色なのですが、エレキギターというのはどのようなエフェクトをかけるかで音色を作るため、そのいくつかが含まれています。
 なお「032 Gt Harmonics」とはアコースティックギターの5フレットなどを軽く抑えてポーンと鳴らすあのハーモニクス奏法のことではなくエレキギターの高音がオクターブ上がってキーンと激しく突き上げるような音のことです。

ベース系の楽器

Accoustic Bass(アコースティックベース)」とはウッドベースの総称。
034〜038」はいずれもエレクトリックベースですが、「034 Fingered」は指で弦を弾いた音で「035 Picked」はギターピックで弾いた固めで歯切れよい音。
037, 037」の「Slap Bass」は「チョッパー奏法」と呼ばれる親指で弦をフレットに叩きつけ、人差し指で弦を引っかきげるようにして弦をフレットにはじきつけるものです。非常にカッコいい音ですね。現代音楽には欠かせない音色でしょう。  

ストリングス・オーケストラ系の楽器

 バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスなど写真のサイズを揃えてしまうとどれがどれだかわからなくなるほど、ほとんど相似形をしており楽器の大きさが違うことで高音から低音を幅広くカバーしています。

音色リストの「045 tremelo(トレモロ)」、「046 pizzicato(ピチカート)」はバイオリンの奏法の違いによる音色でトレモロは弦を引く弓を細かく前後させる奏法、ピチカートは指で弦をはじく奏法です。クラシックに限らずストリングスは音楽全体に透明感を与える大切なパートを担うことが多い重要な存在です。
MIDIでの打ち込みにも技術を要し、「べた打ち」のままでは絶対にいけない楽器の1つです。

オーケストラには欠かせないティンパニーですね。現代音楽でもドラムセットだけでは表現しきれない荘厳な雰囲気をかもし出せるメロディアスな打楽器です。
 ティンパニーがドラムセットではなく一般楽器に含まれているのはペダルを踏むことで音程が変化するからです。ドラムセットの楽器には音程変化を与えられませんが、一般楽器として1つのチャンネルを与えることでピッチベンド(後述)により無段階に変化する音程も表現できます

アンサンブル

 「アンサンブル」とは複数の楽器が同時に演奏されるものです。上のバイオリンやチェロなどは楽器単体(ソロ)による音色ですが、こちらは何台ものバイオリンが同時に鳴っている音色などです。
 ちょっと人の声のようにも聞こえる音色もあってMIDIでは表現できない人間のバックコーラスの代わりとしてもよく使われます。
 「056」のオーケストラ・ヒットは聴けばすぐ分かりますがシンフォニーなどで「ジャン!」と鳴るあの音です。クラシック以外だと案外使いどころの難しい音色ですね。

ブラス(金管)楽器



 左からトランペット、トロンボーン、チューバですが金管楽器も種類が多いですね。

リード系楽器
リードとはサックスの吹き口などにある竹などでできた薄い板状のパーツのこと。息を吹き込むときそれが振動して音を出します。MIDIの音源によってはリアルさを出すためにそのときの「息」だけを擬音として用意しているものもあります。



 サックスは担当音域によってソプラノテナー、アルトバリトンと分かれます。
 オーボエ(写真上中)をさらに大きく長くしたようなのがイングリッシュホルン。先端を床に置いて演奏するほどの長さです。

 バスーンという独特の形状を持った大型の楽器は別名ファゴットとも呼ばれます。
 クラリネットはおなじみですね。

パイプ系楽器

 こちらはどれも小型でリードを持たず吹き込む息の「気流」そのものが音となります。「口笛」もこの分類に入っています。



一番左のピッコロは非常に小ぶりな楽器で次のフルートの方がずっと大きいのですが紹介画像では大きさの比率が現れていませんのでご了承ください。
しかし「ピッコロ」の画像を探そうとすると「緑色のピッコロ大魔王」ばかりぞろぞろひっかかってきて困りました(笑)。そういう私も一番右のオカリナを見ると決まって「悪魔君」のメフィストを思い出してしまうといえば年齢が分かりますね(笑)、エロイムエッサイム、と。

シンセサイザーリード音色

 これらはすべて「合成音色」です。そういう楽器があるのではなく電子的にシンセサイザーによって作り出された音で雰囲気がリード楽器に近いのでこう呼ばれます。

シンセサイザー・パッド系音色
 音楽に空間的広がりを与える音色です。これも電子的合成音なので具体的楽器の写真はありません。

シンセ・SFX音

 特殊効果音ですが「雰囲気もの」の電子音であり、これ以外に「擬音」系の音が最後のSFXにあります。

エスニック系楽器

 インドのシタールなど民族楽器


 インドの民族楽器として有名な「sitar(シタール)」は伝統的に「楽譜がない」のだそうですね。世界を回る有名なシタール奏者もいますがすべて伝承的に耳から耳へと音楽が受け継がれるのだそうです。そして基本的に即興演奏だというから驚きです。
 楽器としてもきわめてユニークな構造をしておりパッと見はギターっぽくても実際に手に取ってみるとまったく違うものだと感じます。どちらかというと日本の「琵琶」という楽器に近いものがあり、音のびりつきが音色としての魅力でなんとも言えないエスニックなムードをかもし出します。ただ「Windows内蔵音源」のシタールはちょっとシタールっぽくないのが残念。でもそれを逆手にとって「フォークギター」に薄く重ねて金属弦っぽさを出したりという裏技に使えます。
 (MIDIでは音色名にこだわらず耳で聞いた印象を優先してうまく使うことも大切です)
 バンジョーは多少ギターに近いといえますが、5弦の両側が高音という変わったチューニングになっており弦の振動がブリッジを通じて「皮」の張られたボディで共鳴します。これは三味線の仕組みと同じですね。

 三味線にも大きく分けて3種類あり、津軽じょんがら節のようなロックバンドと競演するほど太い音色で激しい演奏をする「太棹(ふとざお)」から京都の舞妓さんが使う「細棹」のちんとんしゃんの音色まで様々です。Windows内蔵音源にはそういう種類はありませんが、音域を使い分けることでそれぞれの雰囲気を出すことは可能だと思います。
 「」についてはこの音色を選ぶだけでなく非常に細かい音の情報の編集をしてやらないと琴に聞こえません。奏法と音域を理解してピッチベンドなどを活用すれば雰囲気を出せるでしょう。


 「Kalimba(カリンバ)」とは「親指ピアノ」とも呼ばれ両手に収まるほどの木の箱に長さの違う金属片が取り付けられていてそれを指で弾くことで音を出す簡素な仕組み。見てわかるとおり現実の楽器としての音域は極めて限られています。しかし効果音的に扱えば「オモチャのピアノ」のようでもあり、ぐっと低音ではベースとしても使えそうです。
 バグパイプはスコットランドの民族楽器としてあまりに有名。
 「Fiddle(フィドル)」という楽器はバイオリンと構造的に変わるところがなくバイオリンのことを俗語でフィドルを呼ぶことさえあるそうです。ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」の原題は「Fiddler on the Roof」だったりします。
 違いがあるとすれば「演奏される音楽の傾向性」だけともいえるようで「バイオリン」といえばクラシックのようなしっとりとしたメロディを連想し、フィドルというと軽快な音楽に合わせて酒場で踊る姿が目に浮かぶという感じ。
 「Shanai」という日本人にはあまりなじみの無い管楽器はネパールの民族楽器。

パーカッシブ

 上手に使えば非常に重宝する音色。
 ドラムセットの打楽器では叩いたあとの音程変化をつけられませんが、ここに含まれるシンセドラムMelt Tomなどはピッチベンドで不思議な効果を作れます。
 また「taiko(太鼓)」という音も和太鼓のイメージにしばられず柔軟に扱ってやると面白いでしょう。ものすごく低音部分や極端に高音を鳴らしてみてください。低音では地響きのような、大きな鉄の扉を叩く効果音のような、はたまた高音はオルゴールやベルのような音色でさえあります。発想を柔軟にして使いましょう。

 Synth Drumを極端な高音部で鳴らしてみると「Drスランプあられちゃん」のイントロ(笑)に使えそうな音だったり、ゲームの効果音になりそうだったり、「鳥のさえずり」の代わりに使えそうだったりもします。

SFX(特殊効果音・擬音)

 楽しい音が色々。これも幅広い音域で鳴らして見ることが大切。音色名にとらわれず耳で確かめて「何に使えそうか」を確認しましょう。
ヘリコプターの音も高音部では電気のノイズのような音ですし、低音部では蒸気機関車の擬音に使えそうです。

 Applause(拍手喝さい)の高音などレーザーガンの擬音としていけそう。

 バンクセレクトを切り替えても音色が変わらないときはこのページの冒頭に戻ってGSリセットの信号の送信方法を見てください。

さあいかがでしたか?これだけ多くの音を全部確認するのは時間もかかりますが、日にちを分けてもいいので是非全部の音の「あらゆる音域」を聞いておいてください自分が「どういう音を持っているのか」をちゃんと知っておくことは非常に大切です。

今回は「Windows内蔵音源」にどのような音が入っているのかを確認しながら、色々な楽器の現実の姿や特色についても確認しました。次回からはだんだん「曲」を作れる基本に入っていきましょう。



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